社員紹介_その2

辻本直樹さんの写真

大阪事業所

辻本 直樹さん


●障がいについて教えてください

 

「あさがお症候群」という先天性の視覚障害を持っています。

現在の視力は、右:0.02 左:0.01で、すりガラス越しに見ているような感じです。

パソコンを使用する際は、文字を拡大表示し、ルーペを使って見ていますので、一度に識別できるのは2~3文字程度です。

書類などは、拡大読書器という文字を拡大する機器で見ています。

視力が長期にわたり緩やかに下がってきているおかげで、日常生活はそれほど苦労することはありません。

 

●担当業務について教えてください

 

私は、入社以来、関連会社支援チームに所属し、KDDIグループの子会社から受託した業務を行っています。最初は、契約書のデータベース化、PDF化、ファイリング作業が主な業務でしたが、現在は、基地局の鍵の貸し出しや返却の補助、作業着管理、工事関連データの受け渡し、消耗品の発注など、私を含む4名のチームで業務を遂行しています。私は、このチームのリーダーを任されており、メンバーの成長を見守ることができることにやりがいを感じています。苦手な業務でも、メンバーにとってプラスになると思われる業務であれば、その業務のメリットを伝え、一緒に練習をし、少しずつできるように導いています。その結果、自発的に「やりたい」と言ってくれるときがあり、それは私にとって一番嬉しい瞬間です。

私は、仕事というものは、誰かの仕事の上になりたっていて、さらに誰かの仕事につながっていると考えています。どんな仕事でも必ず誰かの役に立っているはずです。そのため、チームとして、常に誰かのことを意識し、丁寧な仕事を心がけています。

また、社内コミュニケーションの活性化を目的とした「ツナグカプロジェクト」にも参加し、コミュニケーション向上施策の企画立案、実行など、業務の幅を広げています。

 

文字拡大表示ツールを利用して、パソコンでの業務を行う辻本さんの様子

●実際に入社してみて、KDDIチャレンジドはどのような会社だと思いますか?

 

KDDIチャレンジドは、多様なハンディキャップを抱えたメンバーが活躍しています。それぞれが自分のペースで、自分の障がいと向き合いながら、自分の得意を生かし、苦手なことは得意なメンバーがサポートしています。私たちは常にチームとして業務を行い、障がいのある人もない人も、お互いに刺激を受けながら成長し続けています。私たちの会社は、多様性を尊重し、誰もが自分らしく活躍できるステキな職場です。

 

●今後、チャレンジしてみたいことはありますか?

 

私は、周りの方々に対して常にリスペクトと感謝の気持ちを忘れず、相手の立場に立って考えることを心がけています。これまでの経験をメンバーに伝え続け、チームとして成長していくために、私自身もこのことを肝に銘じ、メンバーの皆さんから刺激を受けながら、共に成長し続けたいと考えています。

 

●休日の過ごし方について聞かせてください

 

最近は、平日も休日もストレッチや体幹トレーニングで体のメンテナンスを、コーヒー、アロマオイル、家族(愛犬を含む)との時間で心のメンテナンスを行っています。

年齢と共にいろいろなメンテナンスが必要となってきています(笑)。

 

●辻本さんのある日の一日

8:30 メールチェック・前日の日報集計
9:30

鍵貸出・返却補助

工事関連データ受付(ダブルチェック)

12:00 昼食・仮眠
 目と体を休めます
13:00 鍵貸出・返却補助
14:00 ツナグ力プロジェクト会議
15:00

工事関連データ受付(ダブルチェック)

プロジェクト関連対応など

17:00 退社