KDDIでは、企業理念のひとつに「ダイバーシティが基本」を掲げ、性別、年齢、国籍、言語、障がいの有無、性的志向、性自認など多種多様な価値観をお互いが受容し、個々の強みを活かす企業を目指しています。株式会社KDDIチャレンジドは、障がいのある社員が一層活躍しやすい環境を創出するため、2008年4月にKDDIの特例子会社として設立しました。
社名には、障がい者も健常者も共にチャレンジできる場と機会を創りたいという思いが込められています。現在は、10代から60代の約160名の社員が在籍し、それぞれの強みや経験を生かし、活躍するダイバーシティを体現した企業へ成長しました。
約110名の障がいのある社員を、健康、スキル、キャリアアップ等、個々の特性を複合的な視点でマッチングし配置を決定、配属後はチームリーダーによる、きめ細かなサポートを行い「社会での自立」を目指しています。
特例子会社の使命は、障がい者が働くことを通じて、自身の未来を創る機会を提供することだととらえており、その実現に向けて「KDDIチャレンジド 2030年ビジョン」を策定しました。KDDIチャレンジドは、障がいのある社員が「働く」ことを通じて成長し、社員の幸福を追求する企業を目指して参ります。
2022年4月
代表取締役社長 間瀬 英世
わたしたちは、
お客さまの満足
それぞれの能力を発揮して、
お客様に価値あるサービスを提供します。
社員の幸せ
すべての社員が明るく前向きに協働し、
働きがいをもてる職場であり続けます。
相互の信頼
働くことを通じて、関係するすべての人と
信頼の絆を築きます。
社会の発展
あらゆる人が障がいのあるなしにかかわらず、
いきいきと働くことができる社会の実現に貢献します。
をめざします。
KDDIチャレンジドは、社員の自立と成長を実現させるため、2030年ビジョンを策定しました。
2030年ビジョンスローガン
「障がいのある人が「働くことの大切さ」を感じられる企業へ」
2030年ビジョンを実現するためのアクション
■ES満足度が高い会社へ成長
■本体からの経営的支援を削減する事業改革
■KDDIグループならではの障がい者雇用の実現
■安定就労、人財育成を目的としたサポート体制の完備
■障がい者社員の管理職登用
■障がい者雇用ナレッジをKDDIグループへ提供
KDDIチャレンジドは、
・障がいのある人も生きがいを持って活躍できる社会の実現に向けた事業運営
・事業を通じた地球環境保護への貢献
を通じて、一人ひとりが自立し、会社が成長できるサステナブルな未来を目指します。
■KDDIグループのマテリアリティとKDDIチャレンジドとしての提供価値・具体的な実施内容
■「サステナビリティ経営方針」策定プロセス
方針策定にあたっては、障がいがある社員を中心に、社員5名が
自分たちが目指すべきサステナビリティとは何かをステップを踏んで毎週話し合いました。
これまで、ニュース等で見かけるだけだった「SDGs」「サステナビリティ」を、一人一人がジブンゴト化して考え、KDDIチャレンジドならではの方針が策定できました。