社員紹介_その6

東日本物流センター業務
DX推進業務

Oさん


Q1.障がいについて教えてください

発達障害です。この特性から、耳からの情報を理解するのが苦手で、仕事の優先順位付けや計画を立てるのが難しいことがありますが、入社以来、これらの課題を克服するためにいろいろな工夫をしています。例えば、ミーティングでは必ずメモを取り、後で見返すようにしたり、毎朝その日の業務をリストにして視覚的にスケジュール管理をしたりしています。まだまだ改善の余地はありますが、経験を積んで克服していきたいと思っています。

Q2.担当業務について教えてください

私は現在、「KDDI東日本物流センター業務」と「DX推進業務」の2つの業務を兼務しています。

 

KDDI東日本物流センター業務では、いくつかの大切な作業を担当しています。主に下取り端末の梱包用緩衝材の発送を行っていますが、大量の緩衝材や書類を発送することもあり、物流センター内の在庫状況や作業日数をしっかりと予測しながら、他の作業と調整しながら対応しています。

 

DX推進業務では、全社向けのExcel初心者教室を担当しています。この教室を始めたきっかけは、東日本物流センターの他のスタッフにExcelを教えた経験からです。その際、チームリーダーから「全社向けにやってみないか?」と提案を受け、自分の成長のための良いキッカケと考え、引き受けることにしました。

受講者がPCに不慣れな方も多いため、彼らの立場に寄り添いながら、分かりやすく指導することを心がけています。授業で使う資料や問題を作成する際には、想像力が必要で苦労することもありますが、経験を積むことで少しずつコツを掴んできました。こうした苦労も、受講者が理解し、Excelが使えるようになると、とても嬉しく、やりがいを感じます。

Excel教室では、どのように伝えれば受講生が理解できるのかを第一に考えます。
Excel教室では、どのように伝えれば受講生が理解できるのかを第一に考えます。

Q3.実際に入社してみて、KDDIチャレンジドはどのような会社だと思いますか?

KDDIチャレンジドは、障がいの特性を理解し、成長を支援してくれる会社です。例えば、Excel教室を通じたコミュニケーション能力の向上を図る機会の提供や、定期的な面談による個人の成長のサポートなどです。

コミュニケーションという点では、毎年12月に実施される忘年会で、普段関わりがない社員と交流できる貴重な機会もあり、とても楽しみにしています。

Q4.今後、チャレンジしてみたいことはありますか?

プログラミング言語の資格を取りたいと思っています。資格を取得することで、Excelだけでなくプログラミングの知識も教えられるようになり、会社にもっと貢献できると考えています。また、仕事の幅も広がる可能性があります。

Q5.休日の過ごし方について聞かせてください

休日は、まず家事を済ませてから資格の勉強や読書をしています。また、健康のために市内をウォーキングすることも大切にしています。行先はカフェや神社、博物館など様々です。さらに、月に1~2回は当事者会の集まりに参加し、コミュニケーションを取るようにしています。

 

Oさんのある日の一日

8:00 DX業務(Excel教室の問題及び資料作成)
9:00 資材発送
12:00 昼食
スマホ・読書などゆっくり過ごす
13:00 DX業務(Excel教室の問題及び資料作成)
16:30 退社