社員紹介_その7

Sさんの顔イラスト

経理・購買業務支援

Sさん


Q1.障がいについて教えてください

交通事故の影響で車椅子での生活をしています。障がい名は「頚髄損傷」で、手足や体幹に障がいがあります。首から下は麻痺しているため感覚がなく、痛みも感じないため、怪我をしても気づかないことがあります。また、自律神経障害もあり、汗が出ないため体温調整が難しく、暑さや寒さに弱いです。その他にも、起立性低血圧による貧血や排泄障害、麻痺している筋肉が自分の意思に関わらず動いてしまう痙性(けいせい)など、さまざまな合併症があります。

Q2.担当業務について教えてください

現在、経理・購買業務支援チームに所属しています。主にKDDI本体から受託した業務のうち、支払伝票審査や社員立替精算の審査を担当しています。請求書と伝票、領収書の審査業務は、正確性・迅速性・集中力が求められるため大変ですが、非常にやりがいのある仕事です。審査件数が多いため、毎月の締め日までに業務を終えられたときには、達成感を感じることができます。

支払伝票の審査や社員立替精算の審査は、以前はすべて紙でのチェックでしたが、2020年からはデータでの審査も導入されました。データ審査はシステム上で行えるため、出社せずに自宅からテレワークで業務ができるようになりました。台風や雪、雨の日に車椅子で出社するのが大変な私にとって、非常に助かっています。また、テレワークでは会社の重要な情報を扱うため、情報セキュリティにも十分に注意を払っています。

 

Q3.実際に入社してみて、KDDIチャレンジドはどのような会社だと思いますか?

KDDIチャレンジドには、さまざまな障がいのある仲間がいます。互いに助け合い、明るく活気のある会社だと感じています。2008年の設立以来、社員数やチームが増え、ひとつの職種に限らず挑戦する機会が広がっています。ハンディキャップがあっても、各自の強みや経験を活かして活躍できることが、KDDIチャレンジドの魅力だと思います。

Q4.今後、チャレンジしてみたいことはありますか?

業務に活かせる知識やスキルとして、簿記検定の取得やPCスキルのレベルアップを目指しています。また、後輩への指導を行い、引っ張っていける存在になりたいです。

Q5.休日の過ごし方について聞かせてください

休日には、時間があれば車を運転し、音楽を聴きながら目的地を決めずにドライブを楽しむのが好きです。また、家でリラックスして過ごすことも多く、好きな音楽を聴いたり、動画を見たり、気が向いたときには絵を少し描いたりして、ゆっくりとした時間を楽しんでいます。

Sさんのある日の一日

Sさんのタイムテーブル
8:00 社員立替清算審査
9:00 伝票処理
12:00 昼食
仲間との会話を楽しむ
13:00 支払伝票審査
16:30 退社